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【FFXI小説】月下の冒険者たち。 ver.5.13 


これはFFXIを題材とした
分岐していく物語です
随時追加予定
リンクして続きを増やしてくれる人募集中


バルクルム砂丘。
今夜も月が砂上に光が落としている。
それまでの景色を見慣れた者たちは一面の砂を雪と勘違いすることもあるらしい。

そんなバカな、とさえ思う。
昼ともなると蜃気楼さえ浮かぶ過酷なエリアに、雪が降るなんてことはありえない。

>>>おれはエルヴァーン。
>>>私はエルヴァーン。
>>>僕はヒューム。
>>>わたしはヒューム。
>>>ぼくはタルタル。



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【FFXI小説】月下の冒険者たち。~シレーヌの魔笛篇~Contents 

注意。
いわゆるFFXIを題材とした二次小説です。
やや暴力的な表現がございますので、お嫌いな方はこのエントリは避けてくださるようお願い申し上げます。


以前に書いていた「月下の冒険者たち」 ですが、分岐選択進行型の小説です。

最終的にはPTになっていく予定だったのですがメインシナリオを一度普通の小説仕立てにしてみました。

いつも書いている物語は、冒険者としてヴァナ・ディールで遊んでいる人の話というスタンスなのですが、ちょっとお遊びとして完全にオリジナル設定で自由に書いてみました。
世界観云々を突っ込まれると困るのですが時々書くと面白いかもしれませんね。

感想を頂けると、このミスラ篇のほかのメインシナリオも喜んで書くかもしれません。







月下の冒険者たち。
~シレーヌの魔笛篇~

~Contents~

2006年5月9日公開

Scene 1
Scene 2
Scene 3
Scene 4
Scene 5
Scene 6
Scene 7
Scene 8


~更新履歴~

2006.5.10 シーンを追加



【FFXI小説】月下の冒険者たち。 

未完ですが、なんとなく書いてみたくなったので
FFXI小説を。




サンドリア王国。
警護の引継ぎが終わるとふうっと肩の荷が下りるのを感じる。
建物の向こうに顔を出した月が、足元に長い影を作った。
その月影と共に家路へとついた。
いつも通り騎兵通りを抜け、居住区へと戻る道を歩いていても、その影はずっと寄り添っていた。
何か起きそうな、そんな月の夜だった。

夜更けだと云うのに往来が激しい。
冒険者たちだ。
国の政策により数年前より冒険者をすべからく受け入れる体制を取られて来た。
ふん。
「眠れる獅子の国」とはよく云われたものだ。
昼夜を問わず闊歩する冒険者どもですら、最早その獅子を起こすことはないだろう。
皮肉交じりにこの国の来し方を思いながら、居住区前の噴水のところに差し掛かった。

そして
>>>今日は早々に眠ろうとそのまま居住区へと歩を進めた。
>>>いつも通り「獅子の泉亭」へと足を向けた。
>>>同僚に金を貸したことを思い出し、踵を返した。



~更新履歴~
**最初の数字は分岐の順**
**アルファベットは辿っていった分岐ルート**
2005.11.24 2ab 追加
2005.11.30 2ba,2ac 追加
2006.02.08 3aac 追加

~シレーヌの魔笛篇~ Scene 8 

「ボス!」

タテハが破顔して声を上げた。
くるりと振り返ったヒュームは振り下ろした両手剣を鞘に収めた。
ぎらりと鞘が月光に煌く。

「タテハ、油断だぞ」
「ご、ごめ~ん」

群集は何が起きたのか、まだ理解出来ておらぬようだった。
ざわざわと周囲の者たちと今の出来事の顛末を話し合っている。

その中心には私とタテハとそれから「ボス」と呼ばれたヒュームが立っていた。
まだ中天に差し掛かろうという月の影が、短く、私たちの背後にひっそりと佇んでいた。
何かが起きそうな、そんな月の夜だった。
そう思っていたのはほんの数時間前のはずだったのに。
私は少し目まいを覚えた。
これは何かが間違いなく起きている。
そう予感させる材料は揃った。

ジュノから特命を帯びてやってきた猫。
不穏な動きを見せるゲルスバのオークども。
街中にも関わらず襲撃したトンベリ。
そして、この目前に立つ「ボス」と呼ばれるヒューム。

私は昨日に戻れるのだろうか。
ふとそんなことを思った。

タテハはじゃれながらもヒュームに事の次第を報告をしているようだった。
それへと静かにうなづくヒュームの表情は落ち着いているとも取れたし、感情がないとも取れた。
やがてトンベリ襲撃の結末まで話すと、タテハは
「だから、いいんじゃないかな」
と云った。
それをしばらく吟味するかのように押し黙っていたヒュームはおもむろに私に話し掛けてきた。

「娘」
「私には名誉あるグランツェイディア・シュナイデルと云う名がある。名を呼んでもらおうか」

図らずもその言葉にヒュームの顔が和らいだ。

「なるほど。「氷の刃」と呼ばれる女騎士がサンドリアにはいると聞いていたが、貴公のことか」
「そのような名は知らぬ」
「まぁよい」

ヒュームは云った。

「貴公、昨日には戻れぬ明日を怖れぬか?」

私は武者震いをした。
先ほど自分が感じたことを問われたからだ。
自然と顔が引き締まる。

「この身、アルタナに捧げて幾久しい。もとより覚悟は出来ている」
「よい心がけだ」

ヒュームはうなづいた。
そしてぽんとタテハの頭をひとつ叩いたかと思うと、あろうことかにやりと笑った。

「さあ、サンドリアの魔笛ミッション、スタートだ」



月下の冒険者たち。~シレーヌの魔笛篇~ fine
written in 9th~10th May 2006
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